投資家Aさん
結論を先に言うと、iFOREXはスキャルピングを原則禁止にしています。
iFOREXの規約を破ってしまうと、最悪の場合、利益を取り上げられたり口座が凍結される可能性があります。
ですが、iFOREX側は「1日に10から数百に及ぶ取引」と記載があるので、くぐり抜ける方法があるかもしれません。
- iFOREXはスキャルピングを原則禁止にしている
- スキャルピングが禁止の理由はDD方式のFX業者だから
- スキャルピング以外にも禁止されている取引がある
- スキャルピングをする際のポイントがわかる
本記事を参考にすることで、iFOREXがスキャルピングを禁止にしている理由だけではなく、くぐり抜ける方法がわかるようになります。
大隅章太郎
目次
【結論】iFOREXではスキャルピングが禁止になっている
最初にお伝えしたように、iFOREXはスキャルピングを原則禁止にしています。
スキャルピング禁止については、iFOREXの公式サイトにまとめられています。
お客様は、市場濫用と定義される方法またはその他の不正な方法で取引プラットフォームを使用したり、注文をしたり、取引を開始したりしないことに、同意します。
これには時間差取引やサーバーの遅延の利用、価格操作、時間操作、スキャルピング、他のすべての不法行為、お客様に不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不公正とみなした行為が含まれます。
引用元:iFOREXの取引規約
上記のように、iFOREXの取引規約にはスキャルピングが禁止にしているとまとめられているので、ルールを破ってしまうと口座凍結等の可能性が出てきます。
投資家Sさん
さらに、iFOREXは海外のFX会社の中でもスプレッドが比較的狭く設定されています。
例えば、XMやFXGTはUSDJPYとEURUSDともに1.6pipsですが、iFOREXはUSDJPYが0.8pipsでEURUSDが0.7pipsと明らかにスプレッドが狭いです。
通貨ペア | iFOREX | XM(スタンダード口座) | FXGT(スタンダード口座) |
USDJPY | 0.8pips | 1.6pips | 1.6pips |
EURUSD | 0.7pips | 1.6pips | 1.6pips |
上記のように、iFOREXは取引量がトップクラスの通貨ペアであるUSDJPYとEURUSDのスプレッドが狭いので、スキャルピング向きだと言えます。
しかし、iFOREXはスキャルピングを禁止にしているので、取引をする際は注意が必要です。
大隅章太郎
1日10回以内のスキャルピングであれば問題なし
iFOREXでスキャルピングは禁止されていますが、1日10回以内の取引であれば問題がないようです。
iFOREXはスキャルピングの定義を「1日に10から数百に及ぶ取引」としているので、1日に10回以内なら取引できるのです。
さらに、スキャルピングをする際のロット数の制限はないので、現時点では回数のみ制限されている状態です。
投資家Aさん
iFOREXは1日10回以内のスキャルピングであれば問題がないということになるので、取引回数に気をつけましょう。
もし、1日に10回以上のスキャルピングを行うと、規約違反になり利益を取り上げられたり口座凍結の可能性が出てきます。
規約違反にならないように、注意してスキャルピングをするといいですね。
大隅章太郎
iFOREXでスキャルピングが禁止の理由
iFOREXはスキャルピングを原則禁止にしていますが、その理由はDD方式を採用しているからです。
DD方式とは、FX取引業者と投資家との間にFX業者が入って取引をする方法のことを言います。
DD方式を採用すると、トレーダーの利益がFX業者の損失になってしまいます。
なので、約定を否定する可能性が出てくるので、デメリットと感じるトレーダーが少なからずいます。
投資家Sさん
海外のFX会社はNDD方式を採用しているところが多いですが、iFOREXはDD方式を採用しております。
DD方式なのでスキャルピングを禁止していますが、その理由を詳しく解説します。
理由①iFOREXはDD方式のFX業者だから
iFOREXは先ほどもお伝えしたように、DD方式を採用しているFX取引業者なのでスキャルピングを禁止にしています。
なぜなら、FX取引業者が間に入って取引されるので、スキャルピングをされるとカバーが追いつかなくなってしまうからです。
だから、DD方式を採用しているiFOREXはスキャルピングを禁止にしているのです。
投資家Sさん
スキャルピングは1日に何回も頻繁に取引をするので、スプレッドが狭い方が有利です。
しかし、スプレッドが狭く設定させているDD方式はシステム上、スキャルピングを禁止にしています。
ですが、iFOREXは1日に10回以内のスキャルピングができるので、回数に気をつけて取引をしましょう。
大隅章太郎
iFOREXはDD方式でも信頼できる老舗の海外FXブローカー
iFOREXはDD方式を採用していますが、信頼的できる老舗の海外ブローカーです。
DD方式はスキャルピングができなかったり、約定拒否の可能性があるのでデメリットに感じる方も多いかもしれません。
しかし、iFOREXは25年以上も運営歴があるので、信頼性が非常に高いのです。
投資家Aさん
iFOREXは過去に数億円の出金した実績がありますし、出金拒否等の問題もありません。
わざとトレーダーを負けさせて自社の利益に繋がるようなことをすれば、お客さんが離れてしまいます。
ですが、iFOREXはそのような行為がないため、世界中のトレーダーから信頼され長年運営を続けられているのだと思います。
iFOREXはDD方式を採用していますが、特に気にする必要はないでしょう。
大隅章太郎
iFOREXでスキャルピング以外に禁止されている取引一覧
iFOREXでスキャルピングが原則禁止という理由について解説しましたが、1日に10回以内なら問題ありません。
しかし、スキャルピングを禁止にしているので注意して取引をしてください。
- アービトラージ(裁定取引)
- 両建て取引
- EAによるスキャルピング(自動売買)
さらに、上記の取引方法を行っても利益を取り上げられたり、口座凍結の可能性があります。
1つずつ解説していきます。
①アービトラージ(裁定取引)
iFOREXはアービトラージで利益を上げることを禁止にしています。
アービトラージとは裁定取引とも呼ばれており、同じ通貨ペアを時間を空けて取引を行い利益を上げる手法です。
アービトラージを行うとリスクを背負わずに利益を上げることができますが、iFOREXは禁止にしているので注意が必要です。
iFOREXが禁止にしているアービトラージは、以下の4種類があります。
- 業者間アービトラージ
- 3通貨アービトラージ
- ボーナスアービトラージ
- スワップアービトラージ
iFOREXは上記のアービトラージを禁止にしているので、取引をする際は気をつけるべきです。
意図せずアービトラージで利益を出したとしても、利益没収や口座凍結のリスクがあります。
大隅章太郎
②両建て取引
iFOREXは両建てで利益を上げる取引自体は禁止にしておりませんが、複数人の口座で両建てすることを禁止にしています。
複数人の口座で両建てするというのは、自分と友達や家族、兄弟の口座間で買いのポジションと売りのポジションを持つことです。
自分以外の人と両建てをする取引方法はバレないように感じますが、FX会社側に怪しいと判断されてしまうと、口座凍結等を受ける可能性があります。
投資家Sさん
さらに、iFOREXは他のFX業者の口座を使って両建てすることも禁止にしています。
つまり、iFOREXと他のFX会社で口座開設をして、一方で買いのポジションを持ち、もう一方で売りのポジションを持つことはできません。
大隅章太郎
③EAによるスキャルピング(自動売買)
iFOREXはEAを使ってスキャルピングで利益を上げようと思っている方は気を付けた方がいいです。
なぜなら、EAを使うと自動で売買されるので、1日に10回以上の取引を行われてしまうことが考えられるからです。
しかし、iFOREXは自動売買が禁止されているので、スキャルピングをする以前にEAを使うと禁止事項に触れる可能性が高いです。
投資家Aさん
iFOREXを利用できるプラットフォームはFXnetViewのみなのですが、FXnetViewは自動売買に対応していないのです。
つまり、iFOREXはEAを使ってスキャルピングで利益を上げること自体できないと言うことになりますね。
大隅章太郎
iFOREXでスキャルピングする際のポイント
iFOREXでスキャルピングをする際のポイントを紹介します。
スキャルピングは1日に10回以内の取引を心がけてください。
- ロスカット水準0%を活かして証拠金ギリギリまで取引する
- 証拠金が2倍になったタイミングで利確する
- ボラティリティの高い通貨ペアで取引する
- 通信環境が良い場所でスキャルピングを行う
上記のポイントを抑えて、iFOREXでスキャルピングで取引をしてみましょう。
①ロスカット水準0%を活かして証拠金ギリギリまで取引する
iFOREXはロスカット水準が0%なので、資金がゼロになるまで取引をすることができます。
多くのFX会社ではロスカット水準を20%や40%と決められているのですが、iFOREXは資金がなくなるまで取引ができます。
さらに、iFOREXはレバレッジを最大で400倍に設定できますし、追証を負担する必要がないゼロカットシステムを導入しています。
投資家Sさん
もちろん、大きな資金を使ってスキャルピングをすれば、一気に稼ぐことが可能かもしれません。
しかし、少額からでもスキャルピングをすることができるので、余剰資金でチャレンジしてみるといいです。
大隅章太郎
②証拠金が2倍になったタイミングで利確する
iFOREXは先ほど紹介した特徴を最大限に発揮して取引をし、証拠金が2倍になったタイミングで利確をしてみるといいでしょう。
証拠金が2倍になるというのは、仮に1万円からFX取引を始めたら2万円で利確するという意味です。
次に2万円でFX取引をしたら4万円で利確、8万円、16万円と証拠金が2倍になったタイミングで利確します。
投資家Sさん
iFOREXでスキャルピングをするなら、証拠金が2倍になったタイミングで利確してみましょう。
資金がゼロになっても入金額が1万円なら、人によりますがダメージを抑えることができます。
いきなり大きなお金を入金するのではなく、少額からスキャルピングを始めてみるといいですね。
大隅章太郎
④通信環境が良い場所でスキャルピングを行う
iFOREXに限ったことではありませんが、スキャルピングで利益を上げるなら通信環境が良い場所で取引を行いましょう。
なぜなら、スキャルピングは数秒から数十秒で取引を行うので、通信環境が悪いと決済等に間に合わない可能性が出てくるからです。
「このタイミングで決済したかった…」と後悔しないためにも、通信環境を整えてからスキャルピングに挑んでみるといいです。
大隅章太郎
スキャルピングに適している海外FX業者をご紹介
これからスキャルピングをして利益を上げたいのであれば、海外のFX業者のAXIORYナノスプレッド口座がおすすめです。
AXIORYのナノスプレッド口座はボーナスをもらうことができませんが、取引手数料が安いので取引コストを抑えてスキャルピングを行うことが可能です。
頻繁に取引を行って利益を上げるスキャルピングをしたいなら、AXIORYのナノスプレッド口座がおすすめですね。
さらに、AXIORYは約定力が99.99%なので、スキャルピングに最適なFX業者だと言えるでしょう。
大隅章太郎
【まとめ】iFOREXはスキャルピングが禁止?スキャルピングルールや気を付けるべき事を解説
iFOREXのスキャルピングについて振り返ってみましょう。
- スキャルピングは1日に10回以内なら問題なし
- スキャルピング以外にも禁止されている取引方法がある
- ロスカット水準0%やハイレバレッジを活かした取引がおすすめ
- スキャルピングはボラティリティが高い通貨ペアで行おう
- スキャルピングをしたいならAXIORYのナノスプレッド口座がおすすめ
本記事では、iFOREXでスキャルピングで稼ぎたい方に向けて、ルールや気をつけるべきことを解説しました。
一気に大きな金額を稼げる可能性があるスキャルピングですが、まずは少額から始めているといいでしょう。