投資家Aさん
TitanFXのスプレッドは海外FX業者の中でもトップクラスに狭いと言われています。
この記事ではTitanFXのスタンダード口座とブレード口座の2つの口座タイプの平均スプレッドや取引手数料、他海外FX業者との差についてまとめています。
本当にTitanFXのスプレッドは他社と比べても狭いのか知りたい方は参考にしてみてください。
大隅章太郎
\スプレッドが最も狭い!/TitanFXで口座を開設するTitanFX公式サイト:https://titanfx.com/ja/
目次
Titan(タイタン)FXのスプレッドの基本情報
では、ここでTitanFXのスプレッドの情報を確認してみましょう。買値と売値にどの程度の差があるかは、各FX業者によって大きく変わります。また、口座のタイプによっても異なるため開設時の参考にしてください。
TitanFXは変動スプレッド
TitanFXは、変動スプレッドを採用しています。取引の時間帯や社会情勢などによって、スプレッドが動くシステムです。なるべく出費を抑えるためにも、常に状況を確認しなければなりません。
特に人が少ない早朝や夜間の取引は避けたほうが賢明です。取引量が少なくなるため、一般的にスプレッドが広がりやすくなると考えられています。ほかにも、世界経済の悪化もスプレッドが開く原因のひとつです。日々、世界中のニュースに目を通しておくといいでしょう。
TitanFXのスプレッドは業界の中でも狭い
TitanFXのスプレッドは、業界の中でも比較的狭いほうです。詳しい一覧は後述で説明しますが、TitanFXの米国ドル/日本円の数値は1.33pipsとなっています(2023年01月11日AM9時)。一方で、XMの場合は基本的に1.6pipsです。
XMも低めに設定されているものの、TitanFXはその数値をさらに下回ります。費用を抑えてFXにチャレンジしたい人にはおすすめです。ほかの通貨ペアも、同じようにスプレッドが抑えられています。
TitanFXのスプレッドは口座のタイプによって異なる
TitanFXは、口座のタイプによってスプレッドも細かく変動します。口座の主な種類は以下の2つです。
- Zeroスタンダード口座
- Zeroブレード口座
この中でも、Zeroブレード口座は比較的狭いスプレッドを採用しています。最小で1.0pips以下で取引することも可能です。
Zeroスタンダード口座でも、最低1pipsでFXが始められるよう設定されています。それぞれにメリット・デメリットがあるため、スプレッド以外の特徴も調べておきましょう。
TitanFX(タイタンFX)のスプレッドを口座タイプで比較
TitanFXにはスタンダード口座とブレード口座という2種類の口座タイプがあります。
スタンダード口座 | 取引手数料が掛からない代わりにスプレッドがやや広い。 |
---|---|
ブレード口座 | スプレッドがとても狭い代わりに取引手数料が設定されている。 |
まずはそれぞれの口座タイプにおける主要通貨ペアのスプレッドからご覧ください。
スタンダード口座とブレード口座の平均スプレッド
銘柄 | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 1.33pips | 0.33pips |
EUR/JPY | 1.74pips | 0.74pips |
GBP/JPY | 2.45pips | 1.45pips |
AUD/JPY | 2.12pips | 1.12pips |
CAD/JPY | 2.1pips | 1.1pips |
CHF/JPY | 2.31pips | 1.31pips |
NZD/JPY | 2.62pips | 1.62pips |
ZAR/JPY | 1.44pips | 0.44pips |
SGD/JPY | 3.16pips | 2.16pips |
NOK/JPY | 2.07pips | 1.07pips |
SEK/JPY | 3.05pips | 2.05pips |
EUR/USD | 1.2pips | 0.2pips |
こちらの表では、TitanFXで取引ができるすべての日本円絡みの通貨ペアと、世界でもっとも取引量が多いユーロドルの平均スプレッドをまとめました。
大隅章太郎
なお、このように表で見てみると明らかにブレード口座の方がスプレッドの面で有利に思われがちですが、ブレード口座の場合はこのスプレッド幅に加えて別途取引手数料が掛かってきます。
そこで次に、上の表に対して取引手数料を加えたものを見ていきましょう。
TitanFXのブレード口座はスプレッドが狭い分取引手数料がある
TitanFXのブレード口座では、10万通貨(1ロット)あたりの取引に対して片道3.5ドル相当の手数料が発生します。
つまり売買をおこなうとすると、往復で7ドル相当の手数料が掛かるというわけです。
そこで、ブレード口座の平均スプレッドに「手数料7ドル相当=0.7pips」を加えたものを表にしてまとめてみました。
銘柄 | スタンダード口座 平均スプレッド |
ブレード口座 (平均スプレッド+手数料) |
---|---|---|
USD/JPY | 1.33pips | 1.03pips |
EUR/JPY | 1.74pips | 1.44pips |
GBP/JPY | 2.45pips | 2.15pips |
AUD/JPY | 2.12pips | 1.82pips |
CAD/JPY | 2.1pips | 1.8pips |
CHF/JPY | 2.31pips | 2.01pips |
NZD/JPY | 2.62pips | 2.32pips |
ZAR/JPY | 1.44pips | 1.14pips |
SGD/JPY | 3.16pips | 2.86pips |
NOK/JPY | 2.07pips | 1.77pips |
SEK/JPY | 3.05pips | 2.75pips |
EUR/USD | 1.2pips | 0.9pips |
こちらが実質的に掛かる取引コストをまとめた表です。取引手数料を加えたとは言え、どの銘柄でもブレード口座の方が0.3pipsほど安いことが分かります。
日本円絡みの通貨ペアの場合は「0.3pips=およそ300円」ですので、1ロットの取引を1回おこなうたびに300円の差額が生まれるわけです。
投資家Sさん
大隅章太郎
また、FX業者側に支払う取引手数料というのは経費計上が出来るお金です。これに対してスプレッドというのは経費として計上することが出来ません。
大隅章太郎
こうした観点からもブレード口座はスタンダード口座よりも取引コストが安く、節税対策にもなるということが分かります。
しかし、ここまでを見てきてTitanFXが他社と比べてもスプレッドが狭い・取引コストが安いのか?というのも気になる点です。
そこで、次にTitanFXと他海外FX業者とのスプレッド比較をみていきましょう。
【口座別】TitanFXの最大・最小スプレッド
FXのスプレッドは、必ず最大と最小のものを確認すべきです。最小スプレッドのみの数値をみて、実際に取引しようとすると想像以上の費用を要するケースもあります。あらかじめ、どの程度の変動があるかを押さえておきましょう。
TitanFXのスタンダード口座での最大・最小スプレッド
TitanFXのスタンダード口座は、最大・最小スプレッドがそれぞれ開きやすい特徴を持っています。特に商品の種類によっては、10pips以上の差が出るケースもあります。
取引するときには、スプレッドの開き具合に気をつけなければなりません。特にマイナー通貨は、著しく差が大きくなる点を押さえておきましょう。
(単位:pips)
通貨ペア | 最大スプレッド | 最小スプレッド |
---|---|---|
米国ドル/日本円 | 9.2 | 1.1 |
ユーロ/日本円 | 24.9 | 1.1 |
ユーロ/米国ドル | 15.3 | 1.0 |
TitanFXのブレード口座での最大・最小スプレッド
ブレード口座は、平均スプレッドがスタンダード口座よりも低く設定されているタイプです。しかし、最大スプレッドとの差が決して狭いわけではありません。
むしろ、通貨ペアによっては100pips以上も開く場合があります。より慎重な取引が必要不可欠です。
(単位:pips)
通貨ペア | 最大スプレッド | 最小スプレッド |
---|---|---|
米国ドル/日本円 | 9.2 | 1.1 |
ユーロ/日本円 | 28.1 | 0.1 |
ユーロ/米国ドル | 10.0 | 0.0 |
TitanFXのペア別・銘柄別のスプレッド一覧
TitanFXのペア別・銘柄別のスプレッド一覧
TitanFXには、以下のような商品が揃えられています。
- 通貨ペア(メジャー・マイナー)
- 仮想通貨
- 貴金属
- 株式指数
当然、スプレッドも商品によって違いがあります。これらのスプレッドの数値を一覧でまとめてみました。
TitanFXのメジャー通貨ペアのスプレッド
通貨ペアは、一般的にメジャーとマイナーの2種類に分かれます。メジャー通貨とは、米国ドルやユーロなどと世界市場でも取引量の多い通貨のことです。スプレッドもマイナー通貨ペアと比べて低めに設定されています。
(単位:pips)
通貨ペア | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
米国ドル/日本円 | 1.33 | 0.33 |
ユーロ/米国ドル | 1.2 | 0.2 |
豪ドル/米国ドル | 1.52 | 0.52 |
ポンド/米国ドル | 1.57 | 0.57 |
TitanFXのマイナー通貨ペアのスプレッド
マイナー通貨ペアは、メジャー通貨ペアの対義語で取引量が少ないものを指します。ただし、あくまでペアで区別されるため、ユーロ/ポンドのようにメジャー通貨同士の組み合わせもあります。スプレッドは比較的広がりやすい点が特徴です。
(単位:pips)
通貨ペア | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
ユーロ/ポンド | 1.53 | 0.53 |
豪ドル/スイス・フラン | 2.41 | 1.41 |
ニュージーランドドル/米国ドル | 1.86 | 0.86 |
TitanFXの仮想通貨のスプレッド
TitanFXは、仮想通貨も1つの商品として取り扱っています。主な銘柄は、ビットコイン・イーサリアム・リップル・ビットコインキャッシュです。スタンダード口座とブレード口座でスプレッドの差はほとんどありません。
(単位:pips)
通貨ペア | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
ビットコイン/日本円 | 360.0 | 360.0 |
イーサリアム/日本円 | 132.0 | 132.0 |
リップル/日本円 | 1.8 | 1.8 |
ビットコイン/米国ドル | 320.0 | 320.0 |
TitanFXの貴金属のスプレッド
TitanFXで揃えられている貴金属は、金・銀・プラチナ・パラジウムです。種類によって、スプレッドの開き具合が大きく異なります。プラチナやパラジウムは数値が高くなりやすいため、取引する際には気をつけてください。
(単位:pips)
貴金属 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
金/日本円 | 3.02 | 2.90 |
銀/米国ドル | 2.13 | 2.01 |
プラチナ/米国ドル | 51.62 | 51.5 |
パラジウム/米国ドル | 275.12 | 275.0 |
TitanFXの株式指数のスプレッド
株式指数は、日経平均株価・ダウ平均株価指数・S&P500など有名な商品を取り扱っています。また、ヨーロッパや東南アジアの株式と幅広く揃えている点が特徴です。
(単位:pips)
株式指数 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
JPN225(日経平均株価) | 10.6 | 9.2 |
US30(ダウ平均株価指数) | 3.6 | 2.4 |
US500(S&P500) | 1.5 | 0.3 |
HSCEI(香港ハンセン総合指数) | 3.2 | 2.6 |
TitanFXのエネルギーのスプレッド
エネルギーにおいては、ブレント原油・WTI原油・天然ガスが主な取り扱い商品です。貴金属と比べると、全体的にスプレッドは低く設定されています。
特に天然ガスの場合は、ほとんど開きがありません。スプレッドだけを見れば、比較的取引しやすい商品といえます。
(単位:pips)
原油 | Zeroスタンダード口座 | Zeroブレード口座 |
---|---|---|
ブレント原油/米国ドル | 0.71 | 0.59 |
WTI原油/米国ドル | 0.69 | 0.57 |
天然ガス/米国ドル | 0.14 | 0.02 |
TitanFXの米国株式のスプレッド
TitanFXでは、数々の有名な米国企業の株を扱っています。ただし、米国株式を売買できるのはZeroブレード口座のみです。
口座開設するときには、このあたりのルールをしっかりと押さえておきましょう。米国株式のスプレッドは製品によって数値も大きな差があります。
(単位:pips)
米国株式 | Zeroブレード口座 |
---|---|
Amazon | 21.8 |
Adobe | 5.8 |
Apple | 0.5 |
1.8 | |
Zoom | 8.0 |
TitanFX(タイタンFX)と他社のスプレッドを比較
ここではTitanFXのスタンダード口座とブレード口座のスプレッドを、他社の口座タイプのスプレッドと比較していきます。
TitanFXのスタンダード口座と他社STP口座のスプレッドを比較
TitanFX![]() |
XM![]() |
Axiory![]() |
HotForex![]() |
|
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.33pips | 1.6pips | 1.4pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 1.74pips | 2.1pips | 1.5pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.45pips | 3.2pips | 1.6pips | 3.0pips |
EUR/USD | 1.2Pips | 1.6pips | 1.2pips | 1.2pips |
※表は左右にスクロールできます
こちらは各社のスタンダード口座同士を比較した表です。取引手数料はどこも掛からないため、平均スプレッドのみを比べています。
大隅章太郎
投資家Aさん
続いてブレード口座についても比較してみましょう。
TitanFXのブレード口座と他社ECN口座のスプレッドを比較
TitanFX (往復7ドル) ![]() |
XM (往復10ドル) ![]() |
Axiory (往復6ドル) ![]() |
HotForex (往復6ドル) ![]() |
|
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 0.33pips (1.03pips) |
0.1pips (1.1pips) |
0.4pips (1.0pips) |
0.2pips (0.8pips) |
EUR/JPY | 0.74pips (1.44pips) |
0.4pips (1.4pips) |
0.5pips (1.1pips) |
0.8pips (1.4pips) |
GBP/JPY | 1.45pips (2.15pips) |
1.2pips (2.2pips) |
0.6pips (1.2pips) |
1.4pips (2.0pips) |
EUR/USD | 0.2pips (0.9pips) |
0.1pips (1.1pips) |
0.2pips (0.8pips) |
0.1pips (0.7pips) |
※表は左右にスクロールできます
※それぞれのFX業者名の下に記載したものは往復の取引手数料の金額。
こちらはTitanFXのブレード口座と各社のスプレッドが狭い口座(ECN口座)を比較した表です。
大隅章太郎
投資家Aさん
TitanFXのスプレッドに関するよくある質問
スプレッドは、FXの取引において欠かせない仕組みの1つです。もう少し制度を理解してもらうために、質疑応答形式で詳しい内容をまとめました。FXで想定外の費用を払わないようにするためにも、TitanFXのスプレッドの仕組みをしっかりとおさらいしましょう。
TitanFXのスプレッドを日本円に換算する方法は?
一般的にスプレッドの大きさは、「pips」で表されます。価値の異なる通貨同士に共通の単位を設けて取引しやすくするためです。TitanFXも、例外ではありません。pipsを日本円に換算した金額が「1pips=1銭」です。
1銭は「1銭=0.01円」になります。もし、買値と売値の差額が0.03円の場合は、「3pips」と捉えましょう。ほかにも、「1pips=0.0001ドル」になると押さえておけば、円だけではなく米国ドルにも換算できます。
TitanFXのスプレッドが広がりやすいタイミングは?
TitanFXのスプレッドが広がりやすいタイミングは次のとおりです。
- 早朝や深夜のタイミング
- 世界経済で大きな暴落があった
- 米国大統領の発言・演説
スプレッドは、取引量の多さで大小が変わります。取引量が多ければ、買値と売値の差額は狭くなることが一般的です。取引にかかる負担もある程度は軽減できます。
加えて、世界経済で暴落が起こると多くの投資家が危機感を抱くはずです。米国大統領の発言だけでも左右される場合があるため、ニュースは常にチェックしておきましょう。